資産形成

支出を減らして無理なくお金を貯める方法【見直すべき5つの支出】

今回は支出を減らしてお金を貯める方法について解説していきます。

「貯金が全然貯まらん」

「将来のためにお金を貯めたいけどなにからすればいきかわからない」

という方はぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むことで支出を減らして貯金を増やす方法を学ぶことができます。

ちなみに僕のプロフィールはざっと以下のとおりです。

・筋トレ歴5年以上

・ベンチプレス120kg デッドリフト190kg

・筋トレやQOL系の話が好きで毎日読書やYouTube、ネットサーフィンで勉強

・2030年までのセミリタイアを目指す

・筋トレ以外にも株式投資や読書で自己投資しています

見直すべき5つの支出

あなたはお金を貯めようと思ったら何から手をつけますか?

副業?投資?ギャンブル?

こんな感じでお金を増やすことに目をつけがちですが、お金を貯めようと思ったらまずは『支出を最適化する』のが先決です。

お金を貯めるには当然、収入>支出にする必要があります。

『支出の最適化』の行程を無視して収入ばかりに目をやってしまうと結局増えた分使ってしまうということになってしまいかねません。

「年収1000万円でも貯金がない」という方はこのパターンです。

日本では年収1000万は高収入のはずなのになぜか金が貯まらない。

これは「お金があればあるだけ使ってしまう」というお金を貯められない体質の産物です。

例えば、副業が跳ねて年収が200万上がったからもっと綺麗でおしゃれな部屋に引っ越しちゃおうとか。

これは水を溜めたバケツに穴を開けるようなもので、せっかく年収が上がって貯金できる額が増えたのに結局浪費してしまう。これではお金は貯まりません。

逆に支出を最適化した上で年収が上がれば、上がった分だけ貯められます。

年間の支出を計算し、不要なものを削ぎ落とし、必要なものだけに消費するというイメージです。

ちなみに、定期的に見直すという作業も重要で、最近は色んなものが後々安くなったり、乗り換えキャンペーンなどでお得に切り替えられたりします。

後述しますが、格安SIMなんかがその一例ですね。

ここからは削るべき支出、見直すべき支出について解説していきます。

高価な買い物

これは最も見直したほうがいいと個人的に思ってる項目です。

高価な服、靴、カバン、財布、アクセサリーなど主に『人に見せびらかすための出費』のことです。

僕は勝手にこれらを『見栄代』と呼んでます(笑)

これらはほんとに無駄です。

本当にお金が余ってて困ってる、世の中に還元したいというなら別ですが、この記事を読んくれているあなたはおそらくそうじゃないですよね(笑)

これら高価な装飾品などはお金がかかるだけでなく、「お金目当ての人間関係」を作ってしまいます。

よくあるおもしろ話ですが2000万のフェラーリに乗っていたら街中でギャルに声をかけられるという類のものですね。

あれは「自分という人間」を見ているんじゃなくて「フェラーリに乗っている金持ちの財布」を狙っているのです。

つまり、どんだけ高価なアクセサリーを身に纏って人気者になっても、それは「あなた」ではなく「あなたの持っている金」に寄ってきているのです。

そういう人間関係が好きならいいんですが、あなたが求める人間関係はそうじゃないですよね。

武装するのはやめてあなた自身の人間力で勝負しましょう。

(もちろんヨレヨレのTシャツとか人に不快感を与えるような汚い格好はダメですよ笑)

そうは言っても欲しくなっちゃうという方は「この商品は本当に必要か、価格に見合ったものか」ということを考えましょう。

例えば、あなたがいま5万円のTシャツが欲しいとしましょう。

これを年利回り5%の投資で賄うとすると100万円の投資が必要です。

果たして本当に必要でし万合っているでしょうか?

Tシャツって毎回洗うものだから傷むのも早いし、飽きてしまったらもう着ないですよね。

だったらUNIQLOの780円のTシャツで十分じゃないでしょうか?

僕はUNIQLOやGUをおしゃれに着る方が楽しいし、シンプルなファッションの方が飽きもこないし流行に左右されにくいので好きですね。

(え、それユニクロだったん?みたいな(笑))

世の金持ちはだいたいシンプルな格好してますよ。

それは「考えるのがめんどくさい」とか「服選びに時間も労力もかけたくない」という考えからだそうです。

人が1日にできる適切な判断の回数は決まっているそうです。(この説はまだ議論されてるようですが)

服選びよりもっと大切なことに判断力を傾けようってことですね。

もちろん服が好きな方は楽しんだらいいんですが、高価な服は必要ないんじゃないの?ってことです。

ぶっちゃけ高いかどうかなんて見る人が見なきゃわかんないですよ(笑)

住宅費

次に削るべきは最も大きな固定費の1つである住宅費です。

ここを見直すと一気に年間支出が減るのでだいぶ貯金しやすくなります。

家賃を1万円安くするだけで年間12万円ですからね。

「そんなことしたら駅から遠くなっちゃうじゃん」とか「ボロ家に住めって言うのか」と言われそうですが、そうじゃありません。

駅近に住んで通勤や移動にかける時間を減らし、浮いた時間で高くなった家賃分以上の稼ぎが出せるなら駅近に住むのは悪い選択ではないです。

僕が言いたいのは「単に楽だから駅近に住みたい」という理由なら少し駅から遠くても安い家に住んだ方がいいし、「人を呼ぶのにきれいな家がいいから」という理由なら高い家賃を払うのは馬鹿げてるということです。

「楽をしたいから駅近に住む」というマインドがもはや貯金を遠ざけてるんですね。

楽をお金で買ってるようなものです。

楽を買った分、別のとこで稼がないと貯まるわけがないんです。

きれいな家というのも『見栄代』です。

そういうことは他に使うところがないくらいお金持ちになってからやりましょう。

住宅購入か賃貸かの話は長くなるので別の記事で解説しようと思います。

少しだけ触れておくと、「基本は賃貸がおすすめ、社宅などで格安の家なら最高」というのが経済的に合理的な考えのようです。

僕はまだそれを知らなかった頃に住宅購入してしまいましたが(笑)

まあ、家族のために生命保険代わりにもなるし、今さら売るのも損だし、気に入ってくれてるんでいいかと言い聞かせています。

その分頑張って稼ぎます(笑)

これも大きな出費ですね。

結論から言うと、「基本必要ない。買うなら中古」です。

車は金食い虫です。

車自体の費用、税金、駐車場、燃料費、自動車保険、整備費用などは最低かかってきます。

駐車場は持ち家の人とかはかからないですがそれも考えようで、「その場所に常に置いてあるから車のための家賃払ってるようなもんだよね」という人もいます。

これらの費用を考えるとタクシーやレンタカー、カーシェアリングを使った方が圧倒的に安くつきます。

「どうしても駅遠いし、近くにレンタカーとかないし、ほんとに不便で生活が成り立たない」という人や「車が好きで心を豊かにしてくれるんだ」という人は買ってもいいんですが、それならせめて中古車にしましょう。(僕は後者です笑)

新車に乗りたいという気持ちは僕も車が好きなのでわかります(笑)

しかし、当たり前ですが新車は高くつきます。

リセールバリューも高くつくから中古車とトントンじゃないの?と思うかもしれませんが、大体の場合中古車の方がお得です。

その辺は長くなるので割愛しますが、買うなら中古車一択です。

最近の中古車は古臭くないデザインも多いので中古感もそんなにないですよ。

車好きからしたら中古車をいじり倒すのも醍醐味ですしね。

スマホ

こちらも固定費なので節約効果は高いです。

結論から言うと「格安SIMにしましょう、最新の機種はいらない」です。

格安SIMとはソフトバンクやau、docomoの大手3社以外の通信会社です。

楽天モバイルやBIGLOBE、マイネオなどですね。

ちなみにソフトバンクやau、docomoの子会社の格安SIMはYmobileやUQなどです。

最近は大手3社も格安プランを作ったのでそれに乗り換えるのもいいでしょう。

なんにせよスマホ代だけで5000円以上は払い過ぎです

さっさと乗り換えましょう。

「格安SIMとか遅いからやだ」という人もいますが、実際使ってみると昼と夕方以外はそんなに気にならないですよ。

昼はやっぱりみんなが使うことで遅くなるので昼寝でもして午後に備えましょう(笑)

ちなみに僕は楽天モバイル使ってます。

最近切り替えたんですが、こないだ駅までの道で突然圏外になって愕然としましたが初期不良だったんですかね。

それ以降は常に電波入ってますし、2021年7月までには人口カバー率95%を目指すと言ってるみたいなんで問題なく使えるレベルになるでしょう。

人口カバー率っていうのは簡単に言うとある地域に暮らしている人の何%を捕捉できているかというやつですね。

楽天モバイルを契約すると楽天市場での買い物のポイントが1%増えるし、携帯代もポイントで払えるしと楽天ユーザーにとってはメリットが大きいです。

ポイントのお得感に騙されないように気をつける必要はありますけどね(笑)

機種に関しても、最新のスマホなんて必要でしょうか?

僕は未だにiPhone8 plusですが不便を感じた事はありません。

iPhoneの新作が出るたびに毎回買い替える人が僕の周りにもいますが、ほんとに全ての機能を使いこなしているのか甚だ疑問です(笑)

5Gが使えるから買い換えたという人もいますがほんとに必要でしょうか?

2時間の映画のダウンロードが3秒かかろうが、5分かかろうがどうせその映画を2時間観るんだからよくないですか?(笑)

4GでもYouTubeやネットサーフィン程度ならわりとストレスなくこなせるから必要ないと思うんですけどね。

「住宅のとこで通勤の時間を減らして浮いた時間で稼ぐなら悪い選択じゃないって言ったじゃないか」と言われるかもしれませんが、4G→5Gの数秒の差で元を取るのに果たして何年かかりますかね。

要はお金をかける対象は「元を取れる見込みがあり、かつ、それがさらにお金や時間を生み出してくれるもの」にしましょうということです。(この考え方めっちゃ大事です)

保険

これも結論から言ってしまうと「必要な保険は火災保険と自動車の対人・対物保険だけ」です。

生命保険、医療保険、介護保険等は必要ありません。

なぜなら国の社旗保障があるからです。

火災保険と対人対物は保障すべき額がでかすぎるので保険に入らないという選択肢はありません。

交通事故を起こしてしまって相手方に後遺症が残ってしまって働けなくなったなんてことになると億単位での慰謝料になります。(そもそも事故を起こさない運転をするというのも大切なんですが)

なので、ここだけはきっちり保険に入っておいて、後は貯金や金融資産をしっかり作っておいてそれで対応しましょうということです。

ちなみに保険会社の人とかに聞くのはやめた方がいいです

当たり前ですが彼らは自分の会社の保険を売るのが仕事です。

そんな人間に「保険どうすればいいでしょうか?」なんて聞いたら「カモがネギ背負ってきたぞ」としか思いません(笑)

冗談混じりですが本当です。

保険の店にノコノコ行くのもやめましょう。カモネギです。

言いくるめられて契約させられるだけです。

行くなら十分な知識をつけて営業マンと対等に話せるレベルになってから行きましょう。

国の社会保障の知識や実際に病気とかになった際にどれだけ金がかかるか等の知識ですね。

まとめ

ということでここまでをまとめると

高価な装飾品は不要、そのものの価値に見合っているか、必要があるかを考える。

住宅は楽をするためだけに高い家賃を払うのはNG

車は基本いらない、どうしても買うなら中古車

スマホは格安SIM、最新機種は不要

保険は火災保険と対人・対物保険だけ、後は貯蓄と金融資産で対応

以上がこの記事のまとめです。

ここまで読んでもらってわかるとおり、なにも仙人のような暮らしをしろと言っているわけではありません。

ただ『無駄にお金を使わないようにしようね』ってことです。

こんなこと言われなくてもわかってるはずなのに貯金ができないということは結局わかったつもりになってしまっているんですね。

僕もちょっと前までは全く貯金なかったので貯金ができない人の気持ちもわかります。

そういう人は先述したようにお金を使うときに「これは本当に必要か、価格に見合っているか、元を取れる支出か」を考えるようにしましょう。

お金の貯め方のみならず、お金のことをもっと学びたいという方はこの本がおすすめです。

漫画っぽく読めて楽しくお金のこと学べます。

「こういう漫画っぽい読み物って浅いことしか書いてないやん」と思うかもしれませんがこの本はお世辞抜きでお金の大事なことをしっかり学べます。

この本ではお金を「稼ぐ力」「増やす力」「貯める力」「守る力」「使う力」の5つの力が大事なんだと言っています。

これを身に付ければ、お金で悩むことはなくなるでしょう。ふ

この記事で解説したこともこの本に書かれています。

今日解説したのは5つの力のうち「貯める力」です。

これが一番大事です。

貯金がないというあなたはいますぐ支出を見直してください。

「千里の道も一歩から」です。

コツコツやっていきましょう。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました^ ^