資産形成

投資初心者におすすめの2種類の投資【安定的に資産を増やし自由を手に入れよう】

今回は投資初心者におすすめの2種類の投資ということで紹介していきます。

「投資を始めたいけどどこに投資すればいいかわからない」

「安定的にお金を増やしたい」

こういった悩みや疑問をお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。

ちなみに僕のプロフィールはざっと以下のとおりです。

・筋トレやお金の勉強が好きで毎日読書やYouTubeで学んでます

・2030年までのセミリタイアを目指す

・2021年現在の資産は100万円ほど(まだまだですがコツコツいきます)

・2020年に住宅を購入

おすすめを紹介する前に

おすすめの投資を紹介する前に前提として大事なことを言っておきます。

今回紹介する投資は長期投資が前提で時間をかけてお金を増やす方法です。

投資には短期投資と長期投資があります。

短期投資というのは割安な株を買って値上がりして割高になったら売るという方法です。

このような投資は株を保有している期間が短いため短期投資と言われます。

反対に長期投資とは長い目で見て伸びていく株や安定して高配当を出してくれる株に投資して長期的に保有し、その恩恵を授かるというものです。

要するに「いきなりお金持ちにはなれない」というのが長期投資です。

短期投資の場合は例えば、割安だったころのAmazonに投資していれば500倍という値上がりを見せたので10万円が5000万円になるなど夢があります。(20年かかってるので短期とは言えないかもしれませんが笑)

長期投資の場合は年間利回りは5〜10%なので20年持っててもせいぜい5〜6倍がいいとこでしょう。

これだけ聞くと、「短期投資の方がお金持ちになれそうだな」と思いますよね?

しかし、それは「当たれば」の話です。

Amazonの株価が500倍伸びるなど誰が予測したでしょうか?

ここまで伸びると予想した人はごく一部の者のみでしょう。

ということは「再現性がない」のです。

言い換えれば誰でもお金持ちになれる方法ではないということです。

それに引き換え長期投資はルールを守ってコツコツやっていけば、何年後かに配当で毎月10万円もらえるなどの不労所得を得ることは誰でも可能です。

短期投資は「ギャンブル」に近く、長期投資は「積立」と言った感じです。

※短期投資を否定しているわけではありません。ただ高度な企業分析も必要で誰にでも簡単にできる方法じゃないというだけです。

簡単にいうとこれから紹介するものはすぐにお金持ちになれるわけではなく、時間をかけてお金持ちなるものということです。

「人生一発逆転満塁ホームラン」を狙う人には向いていない投資法です(笑)

逆に「多少時間はかかってもいいから将来自由になりたい」という人にはおすすめです。

おすすめの投資

前提を理解してもらえたらおすすめの投資について解説していきます。

おすすめの投資とは「米国インデックス投資」と「米国高配当ETF」の2つです

投資を始めるならこの2つをおすすめします。

ちなみに「日本人だから日本に投資したいんだけど」という人もいますが、初心者にはあまりおすすめしません。

というのも日本の経済は常に右肩上がりというわけではないからです。

ことあるごとに経済は落ち込み、長期的に見ても右肩上がりとは言えません。

アメリカは数々の暴落を経ても長期的に見れば右肩上がりです。

また、アメリカの企業は株主に還元するという姿勢が日本とはまるで違います。

25年以上連続増配した企業は日本では「花王」1社のみですが、アメリカでは50以上の企業があります。

このことから観ても初心者こそアメリカに投資するのがおすすめです。

もちろん日本にも良い企業はあるし、為替リスクもないので投資してもいいんですが、初心者のうちは良い企業を見分けられないのでやめておいたほうが無難です。

米国インデックス投資

1つ目のおすすめは米国インデックス投資です。

インデックスとはなんぞやという人のために解説します。

インデックスとは市場の動き示すの指数のことです。

ニュースでよく聞く「日経平均株価」もインデックスの1つです。

これは日本の経済の平均ということですね。

アメリカはNYダウやS&P500などがあります。

インデックス投資というのはこの「インデックス」に連動させることを目指した「インデックスファンド」に投資するもので、インデックスファンドはインデックスに沿うように機械的に銘柄を組み替えたりして運用しています。

反対に投資家がこのインデックス投資に勝つことを目的にあれこれと銘柄を組み替えるものをアクティブ投資といいます。

しかし、実際の運用成績は7〜8割のアクティブ投資はインデックス投資に負けています。

これはアクティブ投資はインデックス投資に比べて人件費がかかるなどの都合から手数料が高く設定されているためです。

手数料の分だけ負けてしまうのです。

中にはインデックス投資に勝るアクティブ投資もありますが、これを探し当てるのは単一株を探し当てるのと同じようなものです。

なので、より確実に利益を得たいならインデックス投資をやりましょう。

そして、数あるインデックスのうち最も高いリターンが期待できるとされているのが『S&P500』です

S&P500はアメリカの全企業から代表的な企業500社からなる株価指数で、このインデックスに投資することが現代の投資の最適解とも言われています。

世界一の投資家であるウォーレン・バフェットも自身の死後は妻に全財産をS&P500に連動したインデックスファンドに投資するよう言っているくらいです。

それくらい堅実かつ高いリターンが期待できる投資先です。

「じゃあS&P500に投資しに銀行に行こう」と思った方は待ってください。

投資をするために銀行に行くのは一番やってはいけない悪手です。

なぜよくないのかと言うと、ぼったくり商品に投資させられるハメになるからです。

ぼったくり商品というのは買付手数料、運用手数料などがバカ高い商品です。

銀行の窓口に行ってしまうと銀行員はあなたが投資したいものではなく、手数料をふんだくれるものに投資させようとしてきます。

「S&P500はもうピークだからこれ以上は伸びない」とか「このファンドはS&P500に勝つことを目的に運用しています」などと言いくるめられてきます。

例えば、楽天証券で投資できる『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』というインデックス投資は買付手数料は無料、運用手数料は0.0968%とめちゃくちゃ安いです。

100万円運用しても年間968円です。

1日あたり3円にも満たない計算です(笑)

それでいて、運用利回りは年平均5%は期待できるのでかなりコスパはいいです。

これに引き換え銀行でおすすめされる商品は運用手数料2%、買付手数料2%などざらです。

「たった2%」と思うかもしれませんが、投資の世界で2%はかなりでかいです。

1000万円投資していたら20万円ですからね。

ちなみに『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』は楽天証券で買えるのでよかったら見てみてください。

楽天証券ではこのeMAXISをはじめ、優良な投資先が豊富に揃っているのでおすすめです。

投資でお金を増やすには投資先を間違えないことが絶対の原則です。

逆に言えばそこさえ間違えなければ誰でもお金を増やせるということです。

また、楽天証券は楽天ポイントを使って投資したり、カードを使って投資すると楽天ポイントがついたりするので楽天使いの人にもおすすめですね。

米国高配当ETF

次におすすめなのが米国の高配当ETFです。

高配当ETFとは株主への配当金が多い企業の株を買い集めたETFのことです。

ETFとは上場投資信託のことで、基本は投資信託と同じですが、上場しているので株と同じように取引ができる点で投資信託とは違います。

普通の投資信託は日ごとに取引をしています。

高配当のETFを買うことのメリットはやはり、分散が効いていることです。

投資先を分散させることは投資の世界では鉄則です。

しかし、自分で高配当株を買い、分散させようとすると、罠銘柄を買ってしまうこともあります。

ですが、米国の優良な高配当ETFであれば罠銘柄が入ることもないし、配当も税引後で3%を超えます。

先述したようにそもそも米国と日本では株主に還元しようという姿勢が違います。

為替リスクを避けるために日本に投資するというのもあるのですが、初心者の場合は為替リスクより罠銘柄を引くリスクを避ける方が無難でしょう。

また、高配当株は一度買ったらずっと持っておくので、売るタイミングを測らなくていいのも大きなメリットです。

インデックス投資の場合は売らなければ利益はもらえないのでタイミングを考える必要があります。

「売りは買いより難しい」という名言もあるくらい初心者には難しいことです。

しかし、インデックス投資を引き出すことを考えるほど資産が貯まってきていれば、もう初心者とは言えないレベルまで熟達していることもあるので一概にどちらがいいとは言えないでしょう。

それから、高配当のメリットはもう一つ。

それは「キャッシュフローが増えること」です。

キャッシュフローとはお金の流れのことで、要するに現金としてもらえるお金が増えるということです。

インデックス投資の場合、配当は再投資するかもらうか選べますが、もらっても1%ほどです。

高配当ETFの場合、税引き後で3%以上いくので、100万円あずけていれば年間で3万円もらえます。

月3000円弱と考えれば、格安スマホの料金くらい賄えます。

ということは支出をしっかり最適化しておけばより少ない配当で生活費を賄えるということです。

支出を減らす方法についてはこちらをどうぞ。

まとめ

ここまでをまとめると以下のとおりです。

安定して資産を増やしたいなら長期投資をせよ

初心者におすすめなのは米国インデックス投資と米国高配当ETF

ということでした。

最後に絶対やってはいけない投資を紹介します。

それは先述したように「窓口に行くこと」です。

ほぼ100%の確率でカモにされます。

というのも窓口の人間はあなたに手数料の高い金融商品を紹介して手数料をふんだくってやろうとしか思ってません(笑)

プロに聞いた方が安心と思うかもしれませんが、こと投資に関してはプロに聞いてはいけません。

特に利害関係にあるプロには。

初心者の場合はカモにされて搾取されるのみです。

窓口にいるのは投資のプロではなくプロのカモネギ狩りです。

いまはネットでも簡単に投資でき、情報も簡単に探せる時代です。

お金のことに関してはプロに頼るのはやめておきましょう。

ちなみにこちらの本では本当の銀行強盗は銀行員という話をしていました(笑)

この本は貧しい幼少期を過ごした著者が倹約とインデックス投資で「FIRE」を達成した話です。

FIREとは「経済的自立、早期退職』のことで近年欧米で話題になっている生き方です。

簡単な話、「一生働かなくても生きていけるだけのお金を貯めて退職して自由に過ごそうぜ』ということです。

この本の著者は30代前半でリタイア(退職)し、後は世界中を旅行して過ごしています。

しかも、事業などで1発当てたわけではなく、「倹約」と「インデックス投資」の組み合わせという誰にでもできる方法でFIREを達成しています。

つまり、あなたにもできるのです

この本を読めば、あなたもFIREへ近づくことができるはずなので読んだことない方はぜひ一度読んでみてください。

ということで今回は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました^ ^