資産形成

【FIRE】リタイアのために必要な資産いくら?ずばり生活費の25倍です【超シンプル】

FIRE達成にはいくら必要か

今回はFIREを達成するにはいくら資産が必要なのか?という問いに迫っていきます。

「FIREを目指したいけどいくら貯めればいいの?」

「仕事を早くやめて自由になりたい」

こういった悩みをお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。

ちなみに僕のプロフィールはざっと以下のとおりです。

・筋トレ歴5年以上

・ベンチプレス120kg デッドリフト190kg

・筋トレやQOL系の話が好きで毎日読書やYouTube、ネットサーフィンで勉強

・2030年までのセミリタイアを目指す

・筋トレ以外にも株式投資や読書で自己投資しています

FIREを達成するために必要な金額

結論から言います。

FIREを達成するために必要とされている資産額は以下のとおりです。

年間支出額×25

例えば年間支出が300万円なら7500万円必要ということです。

ちなみにこれはインデックス投資などをやっているという前提での数値です。

どうでしょうか。

「思ったより少ない」という人もいれば、「そんなの無理だよ」と言う人もいるでしょうか。

ここからはなぜこの数値なのかという話とここに到達するためにはどうすればよいかを解説していきます。

偉そうに解説なんて言ってますが2021年6月現在、僕の達成率は2%ほどです(笑)

そうは言っても読書や勉強したことは発信できるし、僕の目標と過程は明確になってきました。

後はリスク管理をしつつ貯蓄と投資を繰り返すだけという状態にはなっているので投資初心者の方にはアドバイスできます。

なので、ここでのFIREに向けたアドバイスはほんの触りですがよかったら最後までご覧ください。

なぜ年間支出額の25倍なのか?

なぜ年間支出額の25倍必要なのかというのはこれはインデックス投資の平均利回りが税込みで5%だからです。

インデックス投資=投資信託の一種。インデックス(指標)に基づき銘柄を選定するため余計な手数料が安く、かつ、高い利回りが狙える。

(投資の種類等については別の記事で解説していく予定です。)

例えば、年間支出額が400万円だとすると25倍の1億円が必要です。

1億円分の金融資産(インデックス投資含めた各種資産)があればこの1億円が毎年5%のリターン、つまり500万円を生み出してくれるので働く必要がないということです。

それどころが資産は100万円ずつ増えていくというわけですね。

夢のような話ですが実際にこんな生活を送っている人が世の中にはたくさんいます。

逆説ですが、1億円貯めたあとは毎年引き落とす現金はその4%以内、つまり400万円以内に留めておけば破綻することはないということです。

これを4%ルールと言います。

4%ルールを守っていれば95%の確率で30年後も資産は残っているというデータもあります。(5%の人は気の毒に資産が底をつきてしまったようですが)

この確率を見ると100人に5人は破綻するのかと思うかもしれませんが、そうならないようにするプランもあります。

それが利回りシールドと現金クッションです。

簡単に言うと、暴落時には高配当のファンドに買い替えようということと暴落時に備えて現金を蓄えておこうということです。

この辺はFIRE達成間近やFIRE達成後に勉強すればいいですが、とにかくFIRE後も4%ルールを守っていれば資産が減ることはほとんどなく、むしろ増える可能性すらあるということです。

FIRE達成のために最も重要なこと

ここまでは夢のような話をしてきましたが、ここからは現実に戻ります(笑)

FIRE達成のために重要なこと、なにかわかりますか?

収入?投資先?貯金?節約?

答えは『貯蓄率』です。

貯蓄率とは支出÷収入のことです。

例えば、年収500万円の人が年間支出額250万円だとすると貯蓄率は50%です。

この貯蓄率が高ければ高いほどFIREまでの期間が短くなります。

つまり、支出を見直さずに収入だけを増やしてもよくないし、支出を切り詰めてもそれなりの収入がなければFIREへの道は遠くなります。

なので、これからお金のことを考えるときはこの貯蓄率を高めることを意識しましょう。

支出を見直す

支出を見直すときに大事なのは大きく2つです。

それが「固定費を見直すこと」と「お金を使う目的の明確化」です。

固定費削減の効果は意外と知られてませんがかなり高いです。

手続き等が面倒ですが、一度やってしまえばそこから先はずっと支出が下がった状態をキープしてくれるのでまだなにもやってない方は固定費の見直しだけでもぜひやってみましょう。

月1000円でも1年で1万2千円、10年で12万円です。

支出の最適化についてはこちらの記事をご覧ください。

お金を使う目的を意識することとはその支払いが「消費」「浪費」「投資」のどれなのかを明確にするということです。

消費は生活費や税金など支払う必要があるものです。

浪費は必要ではないけどあると満足感を得られたり、心を豊かにしてくれるものです。

投資は読書や筋トレなどスキルや知識、健康や未来のお金を増やすためのものです。

消費や投資は置いといて、浪費には良いものと悪いものがあります。

良い浪費とは、心を満たしてくれるもの、かつ、他の人も幸せになるような支出です。

例えば、車なんかは一般に浪費と言われるんですが、それが家族と仲良く出かけるためのツールとして買うのであれば良い浪費ですが、ただ見せびらかしたい、カッコつけたいだけであればそれは悪い浪費です。

このように浪費の中でも良い浪費と悪い浪費があることを知っておきましょう。

それだけでもいわゆる浪費癖というものはなくなります。

キャバクラや風俗なんて最低の浪費です(笑)

めちゃくちゃ金使うし心も満たされないし、特に見聞も広がらないので。

それと、これから買おうとしているものは本当に価値のあることなのかということを考えるクセをつけましょう

例えば、50000円での財布が欲しくなったとしましょう。

50000円というと配当5%の銘柄の100万円分に当たります。

つまり、あなたが買おうとしているのは金融資産100万円分が1年に生み出す金額の財布です。

このように自分にとって大切でないことにお金を使いたくなってしまったら1度立ち止まって考えてみましょう。

もちろん、高級な財布じゃないと絶対にやだ、これで心が満たされるんだという人は買ってもらってもいいんですが。

そうなるとどんどん生活が苦しくなるし、高級品ばっか身につけてるとお金を持っていると思われ、金目当ての連中が寄ってくるのでおすすめはしません。

収入を増やす

収入を増やすには大きく2つの方法があります。

転職と副業です。

今より年収の高い職場に転職することで貯蓄率を上げられます。

また、もしいま働いてる職場がブラック企業であればすぐに辞めてしまいましょう。

そんなとこでは副業をしようにもできないし、年収アップも望めないからです。

そして、身体を壊してしまっては元も子もないです。

失業保険なるものがこの国にはあるのでやめてもそれまでの収入の何割かは数ヶ月入ります。(僕は転職したことないのでよく調べてからやってくださいね笑)

ブラックの場合は今すぐやめて次の職場を探しましょう。

「やめたら残る人が大変なことに」とか言ってる場合じゃないです。

やめないとあなたが大変なことになるのでもしブラックであれば何度も言いますが今すぐ辞めましょう。

転職は転職エージェントがいまは盛んなので何社か使ってみるといいでしょう。

副業に関しては、これまたかなり盛んでなんでも稼げる時代です。

副業にはストック型とフロー型があります。

ストック型とは農耕型とも言われており、ブログやアフィリエイトなど1度お金が入る仕組みを作ってしまえばあとは寝てても金がはいるというタイプです。

畑を耕して種を蒔いて育てる必要があるため食事にありつけるためには時間がかかりますが、うまく育てられればあとは収穫するだけという感じですね。(ある程度メンテナンスも必要ですが)

フロー型とは狩猟型とも言われており、Uber Eatsなどの労働をするごとにお金をもらうタイプです。

獲物を狩りに行く必要があり、すぐに食事が手に入る分、その都度狩りに行かなければならないという感じです。

どちらが向いているかなどはその人の状況によります。

仕事を辞めてしまってとにかく日銭が必要であればフロー型ですし、仕事を続けていて安定した収入があるならストック型をコツコツ積み上げるのがいいでしょう。

僕は後者で仕事をしながらストック型であるブログを書いています。

ちなみに「僕の会社副業禁止なんですよ」という方は「給与」という形でお金をもらう副業はできません。

これは税金の仕組みによるものなので会社に間違いなくバレます。

やるなら個人事業主として報酬をもらう副業にしましょう。

ブログやUberEatsはまさにそうですね。

そもそもこの時代に副業禁止なんてナンセンスなことほざいてる会社は辞めていいです(笑)

そうは言ってもいきなり辞めてしまったら家族を養えないとか事情はあると思うんで、バレないようにやりましょう。

確定申告等は「副業 確定申告」とかで調べれば出てきますよ^ ^

また、自分のスキルを活かしたいという人は「ココナラ」や「ジモティ」で探してみましょう。

スキルと呼べないまでも例えば『洗車が得意』など人より得意なものだったらそれで請け負うのもいいでしょう。

『意外とこんなものが売れるのか』というものが売れたりするので探してみるといいでしょう。

まとめ

ということでここまでをまとめると以下のとおりです。

FIRE達成に必要な資産は年間支出額×25

FIRE達成後は4%ルールに従って生きる

FIRE達成に重要なのは貯蓄率

貯蓄率を上げるには支出を抑えつつ、収入を増やす

支出を抑えるには固定費の見直しと支出の目的の明確化

収入を上げるには転職か副業あるいは両方

いろいろ語ってきましたが、これらはまだまだ触りの部分です。

もっと知りたいという方はこちらの本がおすすめです。

この本の著者は幼少期かなりの貧困を経験し、欠乏マインドというものを身につけました。

要は質素倹約の精神です。

そして、倹約しつつ、それなりに高収入の職につき30代でFIRE達成しました。

世の金持ちは事業で跳ねてFIREすることが多いんですが、この著者は倹約と労働だけでFIREしたので再現性はかなり高いと思います。

参考になる部分が多い、数少ないFIRE良書なのでぜひ読んでみてください。

そして、読んだら行動に起こしてみてください。

行動したらそれを改善・試行錯誤しつつ継続してください。

この積み重ねがFIREの達成に繋がります。

人生を変えられるかは行動力×継続力にかかってます。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました^ ^