今回は車を所有するときの節約法について解説していきます。
「車が欲しいけど出費を最低限に抑えたい」
「支出は抑えつつ車を持つことはできるの?」
という悩みや疑問をお持ちの方は最後までご覧ください。
ちなみに僕のプロフィールはざっと以下のとおりです。
・筋トレやお金の勉強が好きで毎日読書やYouTubeで学んでます
・2030年までのセミリタイアを目指す
・2021年現在の資産は100万円ほどです
・2020年に住宅を購入
前提として
まず前提の話ですが、経済的自由により早く到達したいなら車は持たないほうがいいです。
「車は金食い虫」と言われているように車はあなたの資産を食い散らかすものです。
車本体の価格、燃料費、保険料、車検代、整備費用、税金など車の保有には様々な支出を伴います。
例えば、300万円の車を5年乗るとすると年間の支出としておおむね以下の支出があります。
車両本体代:50万円(年割)
燃料:12万円(月1万円として)
任意保険:3万円
車検:5万円(2年に1回10万円として)
整備費用:3万円(ざっくりです)
自動車税:4万円(排気量2000cc程度)
合計:77万円
かなりざっくりですが年間の支出として、これだけ出ていきます。
月々にすると6万円ちょっとです。
家賃と同じくらいかかりますね(笑)
もちろん新車の場合はリセールバリュー(売るときの価格)が高いことが見込めるので半分の150万円で売れるとしても年間25万円程度はかかってきます。
これだけの支出を伴っても車が必要もしくは欲しいという方は買ってもいいですが、そうでないならレンタカーを使うなりタクシーを使うなりした方が安上がりです。
「タクシーなんてもったいないよ」という人もいますが、1回1000円程度の距離なら毎日乗っても車を買うよりお得です。
なので、車を持つことはこれだけ支出を伴うということは知っておいてください。
そして、それでも車がほしいという方のために車にかかる費用を安くするためのコツを解説していきます。
買うなら絶対中古車
買うなら絶対中古車です。
というのも確実に新車のほうが高くつくからです。
例えば、300万円の新車と100万円の中古車があったとします。
300万円の新車に5年乗ったとして、売値が200万円だとします。
最終的に支払った金額は100万円です。
しかし、100万円の中古車に5年乗ったのち30万円で売れたとしたら、最終的に払った金額は70万円になります。
「ただでさえ中古車なのにさらに5年乗ったら30万円でなんて売れないよ」と思うかもしれませんが、仮に売値がつかなかったとしても払った金額は100万円なのでどうやっても新車には負けないんですね。
ちなみに新車というのは買った瞬間から値が落ちます。
なぜなら『新車』から『中古車』になるからです。
なので一般的に新車が中古車よりコスパが良いということはないと思っていいでしょう。
よく「新車はリセールが良いから中古とそんなに支払額は変わらない」という人がいますが、それは多くの場合間違いです。
今どきは中古車でもそれなりに質の良いものも出回ってるし、デザインもそんなに古臭くないし安全性能も高いものもあるので5年~10年落ちくらいの中古車を買う方がコスパがいいですね。
リセールバリューを意識する
中古車の中でもリセールバリューがつきそうなものを買うとさらにコスパが上がります。
例えば、最近のトレンドだとコンパクトSUV(ホンダのヴェゼル、トヨタのライズ、マツダのCX-3などなど)が売り上げ好調で以後もよく売れていくことが予想されます。
また、ミニバンも常にファミリー層の人気を得ています。
逆にでかいセダンなんかは少し下火になりつつありますね。
もちろんトレンドなんて時代によってコロコロ変わりますが、「後々売れるか」ということも考えて車選びをすると総合的にコスパはよくなります。
例えば、2000万円のフェラーリを買って3年後1900万円で売れれば300万円のプリウスを150万円で売るより総額は少なく済みます。
「そもそも車に2000万円も出せねーよ」という方が大半でしょうが(笑)
もちろん、「後で売れそうだから」と言って自分の好みでもない、使い勝手の悪い車を買うのは本末転倒なのでおすすめできませんが(笑)
4人家族なのにリセールがつきそうだからとスズキのジムニーのような小さい3ドアの車を買うというような感じですね。
どう考えても使いにくいのでストレスですよね(笑)
個人的にはあのキャラクターは好きですけどね^^
あとは希少価値の高い車なんかもリセールバリューがつきやすいです。
昔のランドクルーザーなどの現在は生産中止した人気モデルなどですね。
これらはリセールバリューがつきやすいので、気に入ったものがあれば狙ってみてもいいでしょう。
もちろん未来のことは誰にもわからないので本当に値が付くかは売ってみないとわからないですが(笑)
また、車を売るときには相場を知ることが重要です。
相場を知らないと相場より安く買いたたかれてしまうからです。
相場を知っておけば「これは安すぎる」とわかるので相場は知っておきましょう。
相場を知るためには下記のような一括査定がおすすめです。
これは楽天の中古車一括見積サービスです。
ポイントは1500円と雀の涙程度ですが、無料で査定できるのでおすすめです。
僕も昔一括査定で11年落ちのBMWを売ったのですが、一括査定により思ったより値段が付いたので今までディーラーに下取りに出していた方はぜひやってみてください^^
維持費を抑える
車両本体価格を最適化したら車の維持費を抑える工夫をしましょう。
ユーザー車検、自分で交換できるものは自分で交換する、保険を見直すなどです。
ユーザー車検とは自分で車を運輸局に持っていき、車検を通す方法です。
ディーラーや車屋にお願いした場合比べて、手数料を抑えられるので重量税+α程度の支出で済みます。
ただ、車検はディーラーにまかすことで点検整備もしてくれるので安全性の面ではディーラーにお願いしたほうが安心ですが、正直そんなに程度が悪くなければ壊れたら持っていくくらいでいいかなと思います。
ちなみに僕が昔乗っていたBMWは程度が悪かったので国道でいきなりオーバーヒートしました(笑)
自分で交換できるものは交換するというのはワイパーのゴムや灯火類、エアーフィルターなどです。
これらをディーラーなどにお願いするといちいち工賃を取られます。
これらの交換は取扱説明書などに書いてあり、簡単にできるし時間もかからないので自分でできそうなものは自分でやってしまいましょう。
続いて保険です。
自動車保険は対人・対物の無制限保障のみで十分です。
この2つはリスクが大きすぎるので入っておかないと運転するのが怖いですよね。
しかし、車両保険は必要ありません。
というのも、車両が傷ついて車両保険を使うと以後の保険料が上がります。
ということは車両保険に入ろうが入るまいが結局傷がついてそれを直せば余分なお金を払うことになるのです。
車両保険なんて入ってないで、車をぶつけないための運転技術を身に付けたり安全装備のついた車を買うなどに投資しましょう(笑)
無保険特約もつけておいてもいいかもしれないですね。
これはぶつかった相手が保険未加入だったときの保障です。
自動車保険未加入者は日本には1~2割程度いるという統計があるので安ければ入ってもいいでしょう。
まとめ
ということで今回の記事をまとめると以下のとおりです。
前提として車はどうしても必要orどうしてもほしいという場合以外は買わなくていい
買うなら中古車でリセールバリューがつきそうなもの、かつ維持費を抑える工夫をしましょう
ということでした。
車は恐らく多くの人が思っている以上に大きな支出になります。
よく考えて購入しましょう。
ちなみに僕は車好きなので中古車を買いました(笑)
少なくない支出ですが、僕や家族にとっては人生の満足度を高めてくれるものなので構わないという姿勢ですね。
僕にとっては消費に近い浪費なので問題なしです。
その分ほかの支出を削ったり、いっぱい稼げばいいかなという感じですね。
なので車を買うために他の支出を見直したいという方はこちらをどうぞ。
ということで今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました^ ^