資産形成

貯金0から6ヶ月で資産100万円を築いた方法【再現性高し】

今回は貯金0から半年で100万円貯めるにはどうすればいいかという解説です。

実際に僕が半年で100万円貯めるまでになにをしたかという話で誰にでもできる再現性の高い方法です。

「宝くじで当てる」とか「FXでハネた」とか一握りの人しかできないようなことはしていません。

「100万貯めるにはどうしたらいいか」

「貯金が苦手でなにをしていいかわからない」

こういった悩みや疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。

ちなみに僕のプロフィールはざっと以下のとおりです。

・筋トレやお金の勉強が好きで毎日読書やYouTubeで学んでます

・FP3級、簿記3級の資格を取得するため勉強中

・2030年までのセミリタイアを目指す

・2021年現在の資産は100万円ほどです

・2020年に住宅を購入

基本は倹約するだけ

結論から言うと、やったことは『倹約』だけです。

これだけだと余りにも味気がないですね(笑)

なので具体的な方法と心構えについて順を追って解説していきます。

お金の本当の価値を知る

まずはお金の本当の価値を知りましょう。

「そんなこと言われなくても大事にしてるよ」と思うかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか。

「あなたにとってお金とはなんですか?」

この質問の答え、かなり重要です。

あなたにとって「お金」はどういうものでどれほどの価値があるのかによって貯金が上手くいくかどうかが決まります。

例えば、「お金はただ物を買うためのもの」という人もいるでしょう。

しかし、この考え方ではお金持ちになるのは厳しいでしょう。

お金を数字としてしか見てないからですね。

別にスピリチュアルな考えを持てということじゃないですよ(笑)

(僕もスピリチュアルなものや人は苦手です。)

お金持ちはお金を「自由の土台となるもの」として考える人が多いです。

「金さえあればなんでもできる」というのは一歩間違えれば人を傷つけることにもなる危険な考えです。

しかし、「お金がないと自由な暮らしはできない」というのもまた事実です。

例えば、あなたが「一生なに不自由なく暮らしていけるだけのお金」を持っているとします。

もしそうなったら仕事辞めますよね?

「俺はいまの仕事に満足してるから辞めたりしないよ」という方も中にはいるでしょうが、どんなに仕事が好きでも朝の満員電車に乗ってまで仕事に行きたいという人は少数じゃないでしょうか。

けど、お金があれば満員電車に乗らなくてもいいんです。

「そんな大金一生かかっても手に入らないよ」と思うかもしれません。

しかし、なにもせずに今までどおり暮らすのか、「人生を少しでも今より豊かにしたい」と行動するかはこれまたあなたに与えられた『自由』です。

完全に仕事をやめるのに必要なお金は確かに膨大ですが、生活費の半分を資産所得から賄い、もう半分は自分の好きなことで稼いで暮らす『セミリタイア』という生き方もあります。

セミリタイアであれば正しくやれば誰でも10〜15年以内には達成できる、決して非現実的ではない水準です。

もう一度言いますが、お金は自由の土台となるものです。

もし、「お金は物を買うためのツール」という考えしかなかったのであれば今一度お金の価値を考えてみましょう。

僕はこの考え方を身に付けてから一気に貯金できるようになりました^ ^

支出の最適化

ここからは具体的にどうやって倹約したかという話です。

一言に『倹約』と言ってもおそらくあなたが普段耳にする倹約とは違うかもしれません。

ここでいう倹約というのは無駄な支出をカットすることで心を豊かにする出費までカットしようということではありません。

結論から言うと「大きな固定費を見直せ」ということです。

イメージ的には「倹約」というより「支出の最適化」です

「缶コーヒーはやめろ」とか「電気はこまめに消せ」とかそういった細々したストレスフルな倹約は続かないのでやめましょう。

こういった倹約は続かないし、節約効果が小さいです。

缶コーヒーを1日1本我慢しても月3000円程度です。

しかし、スマホを大手3社(ドコモ、ソフトバンク、au)から格安SIMにすれば生活のレベルを下げずに月3000円程度の節約ができます。

節約とか倹約というと小さな出費に目が行きがちですが、固定費を見直すほうが効果も高く、生活の満足度も落ちにくいです。

むしろ、浮いた分のお金が貯まる実感が得られる&必要な生活費が下がってお金の不安が減るので満足度は上がることも多いです

なので、保険や家賃などで無駄な固定費を払ってしまっていないか見直してみましょう。

支出を最適化のやり方についてはこちらをどうぞ。

ボーナスと月々の余剰資金は全額投資へ

固定費を減らして浮いたお金とボーナスは全て投資に回しましょう。

これをするメリットは以下の3つです。

  1. ボーナスを生活費のあてにしなくなる
  2. お金を簡単におろせなくなる
  3. 加速度的にお金が増えていく

ボーナスを生活費のあてにしなくなる

あなたはボーナスで生活費を賄ったり、住宅ローン返済のあてにしていませんか?

もしそうならそれは今すぐ改めましょう。

なぜなら、ボーナスはいつ0になってもおかしくないからです。

コロナでボーナスが0になった人も少なくないでしょう。

僕の友人の某大手の商社マンもボーナスが減ったと嘆いていました(笑)

ということはボーナスをあてにした家計で過ごしているとそうなった時に破綻する可能性があるということです。

そんな経済状況では貯金や投資どころではありません。

逆にボーナスを全て投資に回すという形をとれていれば、生活はより磐石になり資産は増えていくでしょう。

ボーナスを有効に活用する方法についてはこちらをどうぞ^^

お金を簡単におろせなくなる

これはデメリットにもなりえますが投資したお金は簡単にはおろせなくなります。

(このデメリットに対する対策は後述します)

投資というのは証券口座からしかできません。

預金口座から証券口座にお金を移すことになるので今までのようにATMですぐに引き落とすことはできなくなります。

つまり、投資に回したお金は簡単には使えなくなります。

散財癖がある人にとっては大きなメリットです。

そもそもお金の価値を知れば散財は自ずとなくなりますが(笑)

加速度的にお金が増えていく

投資をすると加速度的にお金が増えていきます。

これは『複利』の力を得られるからです。

複利とは利息にも利息がつくというシステムのことです。

例えば、100万円を年1%の複利で運用したとします。

年1%ずつ増えていくので1年後には101万円です。

じゃあ2年後はというと、102万円ではなく102万100円になります。

どういうことかというと複利の力で1年後に増えた1万円にも利息がつき1万円の1%である100円も2年後に増えたわけです。

つまり、年1%の複利で運用した場合は1.01を年々かけ算していくということです。

ちなみに複利の反対は単利でこれは今回の例のような場合だと1万円ずつ増えていくというだけです。

この『複利』はアインシュタインが「人類最大の発明」と言ったほど大きな利益をもたらしてくれます。

1年や半年程度では効果を得にくいですが、長期投資をする上で知っておきたい知識ですね。

投資先はどこにするか?

「ボーナスや月々の浮いたお金は投資に回せばいいのはわかったけど投資なんてどうすればいいかわからない」

という方には『インデックス投資』がおすすめです。

インデックス投資というのは資産運用会社が経済の指数に沿って機械的に銘柄を組み合わせて運用する投資のことです。

この投資の何がいいのかというと「手数料が安いこと」「長期的に見れば右肩上がりに伸びていくこと」です。

つまり、安定して大きな成果を得られることです。

インデックス投資に関する話はこちらをどうぞ。

注意点:生活防衛資金確保しよう

余剰金は全て投資にぶっこむと言いましたが大事なことが1つ。

それは『生活防衛資金は確保しておくこと』です。

これが「投資したお金はすぐおろせない』ということに対する策です。

生活防衛資金とはもしいま全収入がなくなってもある程度は暮らせるように蓄えておく資金のことです。

これは一般的に会社員であれば半年分の生活費、自営業であれば1年分蓄えておくのが望ましいと言われています。

例えばあなたが会社員で月の生活費が20万円なら120万円は緊急時に使うお金として預金に預けておきましょうということです。

「月収」ではなく「生活費」というとこに注意です。

これが貯まってないうちは投資はしない方が安全かつ安心です。

例えば、投資をしている状態で急に「お金が必要」となったとき、全額投資に回しているとしましょう。

そのとき株価の暴落の真っ最中だとしたらどうなるでしょうか。

「1株100円で買ったものを1株50円でおろさなきゃいけなくなる」などの状況に陥ってしまいます。

長期投資を前提とした投資は暴落時に起こすアクションは「持ち続ける」「買い増す」のどちらかです。

そうしないと暴落による大損が確定してしまうからです。

しかし、生活防衛資金がないと急に大金が必要になったときに株などの金融資産を売るしかなくなります。

なので、暴落が来ても金融資産を売らずに済むように生活防衛資金は確保しておくのが鉄則です。

まとめ

ということで今回の記事をまとめると以下のとおりです。

半年で貯金100万円を貯めるにはお金の価値について今一度考えた上で、固定費などの大きな支出を見直し、月々の浮いたお金とボーナスは生活防衛資金を確保したのち投資に回す

ということでした。

僕はこんな感じで貯金0から半年で100万円貯めました。

多くの人にとって生活防衛資金は100万円以上になると思うので投資に回すことは100万円貯めることとはあまり関係しないとは思いますが(笑)

モチベーションを保つ意味では効果的です^ ^

ちなみに僕の場合は妻が結婚前に貯めていた貯蓄があり、それが生活防衛資金になったので僕は初月から投資に回していましたが(笑)

余談ですが、共働き夫婦の子無し世帯は経済的に強いとされています。

生活費は2人だからと言って倍になるわけではないにも関わらず収入はほぼ倍になるからですね。

なのでもしいまそういう状況にある方はいまのうちにしっかり蓄えておきましょう^ ^

ということで今回は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました^ ^