こんにちは。まろです。
今回はホームジムのメリット・デメリットについて解説します。
「ホームジムのメリットを知りたい」
「ホームジム気になるけどデメリットはない?」
「ホームジムを実際作った人の感想を聞きたい」
こんな疑問や悩みをホームジム歴1年近い僕が解説していきます。
・筋トレ歴もうすぐ10年
・ベンチプレス120kg
・懸垂は自重なら20回以上
・2020年にホームジム作成
・筋トレや資産形成の勉強が好きで毎日読書やYouTubeで学んでます
ホームジムとは?
「そもそもホームジムってなに?」という人もいるかもしれないのでここから解説します。
「そんなもん知ってるわ!」って方は次の章からご覧ください(笑)
ホームジムとは読んで字のごとく「家にジムを作ってしまおう」というものです。
規模は人により違います。
でかい部屋の一室を全面鏡張りにして本格的なジムにしている人もいれば、ダンベルがあるだけという人もいるでしょう。
「ダンベルがあるだけなんてホームジムって言わんやろ」って言う人もいるかもしれませんが、その人がそれで満足いくトレーニングができればそれはもう立派な『ホームジム』です。
ちなみに僕のホームジムはこんな感じで、BIG3+懸垂+αできるくらいで、マシン系はできないよ!
ホームジムの8つのメリット
「ホームジムを作ってみたいけどどんなメリットがあるのか」という話をしていきます。
僕が思いつく限りメリットは大きく8つです。
①圧倒的な時短
②服装を気にする必要がない
③器具の空きを待つ必要がない
④他人の目線を気にしなくていい
⑤所有感に浸れる
⑥自分の使いたい器具で筋トレできる
⑦ジムが閉まっている時でも筋トレできる
⑧ランニングコストがほぼかからない
1つずつ解説します。
ホームジムのメリット①圧倒的な時短
ホームジムの一番大きなメリットは「時短効果が高い」ことだと僕は思っています。
というのも時間は最も重要な資産の1つだからです。
よく「タイムイズマネー(時は金なり)」と言いますが、お金は頑張って稼いで事業なり投資なりで当てたりすれば無限に増やせるかもしれません。
しかし、時間は減る一方で、貯蓄することも遡ることもできません。
なので、時間を大事にしたいところですがジムに通っているとどうしても無駄な時間が増えます。
ジムへの行き帰りの時間、着替える時間、器具が空くまで待つ時間などもろもろを考慮してトレーニング以外の時間が1時間かかるとします。
週3回トレーニングするとしたら週3時間、月12時間費やします。
年間にすると6日分の時間を費やすことになります。
「365分の6なんてたいしたことない」と思うかもしれませんが、これが61年間続いたら1年分になるので人生を1年損することになります(笑)
こう考えるとジムに通うとめちゃくちゃ無駄な時間があると思ってホームジムを作りました。
「筋トレ60年もやらんだろw」というのはごもっともですが、それでも時間がかなり浮くのは間違いないですね。
時間に対する考え方は人それぞれだけど、僕の考えとしては「時間は超大事」なのでそこに対する投資は惜しまないし、時間が浮くというのはかなり大きなメリットだね!
ホームジムのメリット②服装を気にする必要がない
当然ですがホームジムは服装を気にする必要がありません。
ジムに通う場合、そこに行くまでの服とトレーニング時の服が必要です。
仕事帰りに通っているとかならいいですが、わざわざ行くスタイルの場合は洗濯物が増えますよね(笑)
僕はジム通いしてた頃はトレーニングウェアでジムに向かってそのままトレーニングしていましたが、トレーニングウェアで外うろうろするのもちょっと気が引けるという人もいると思います。
女性の場合は特にそうかもしれませんね。
しかし、ホームジムであれば極端な話、パンツ一丁でやっても問題ないです。
僕はベンチプレスをやる時以外は短パン上裸でやってます。
ベンチはタオル敷いてやってたんですが背中が赤くなってヒリヒリするのでTシャツを着るようにしました(笑)
僕は服を選ぶのもめんどくさいのでそれを気にしなくていいというのも大きなメリットです。
「おしゃれなウェアを着てトレーニングしたい」という人をディスる意図はなく、「僕はそう思う」というだけなのでご了承ください(笑)
ホームジムのメリット③器具の空きを待つ必要がない
こちらは①の「時短」と通ずるのですが、ホームジムは器具の空き待ちがありません。
当たり前ですが、ホームジムは他の人に使われているということはありません。
もし見知らぬ人があなたのホームジムの器具を使用していたら不法侵入なので警察を呼んでください(笑)
僕が通っていたジムはパワーラックが1個しかなかったので、使われていると結構萎えます。
待つ時間が増えると余計な時間を食うし、なんかだらだらインターバル取ってるのを見ると「早くやれや」とイライラしてくるしで、精神衛生上良くないですよね。
僕はそういうときは「ちょっと長めにアップするか」と気持ちを切り替えるようにしていましたが、逆に空いているときは他の人に取られないように早く取らなきゃいけないので「アップしてる場合じゃねえ」となります(笑)
気長に待てる人はいいけど、僕はこういうのがストレスだったよ(笑)
ホームジムのメリット④他人の目線を気にする必要がない
ホームジムは他人の目線を気にせずトレーニングに集中できます。
ジムにいると、他人の目線をついつい気にしてしまいますよね。
「こんな軽い重量でトレーニングやってたらしょぼいと思われそう」とか「こいつフォーム汚ねえなと思われたらやだ」とか。
逆もしかりで、「なにこいつシャドウボクシングやってんねん、うっとうしいわ」とか思ってしまうことありますよね(笑)
でも、ホームジムならシャドウボクシングやりたい放題です。
低重量でしっかりフォームチェックしてもなにも言う人はいないし、誰からもなんとも思われません。
なぜならホームジムでトレーニングしているのは自分ひとりだから。
誰の目も気にせずトレーニングできるのは大きなメリットです。
ぶっちゃけジムでどんな低重量でやってようが他人はなんとも思いませんが、人は誰かに見られていると思い込む生き物ですからね。
他人の目を気にしがちな人には大きなメリットですね。
ホームジムのメリット⑤所有感に浸れる
ホームジムは家や車と同様に所有感に浸れます。
車なんかもどの車がいいかという車選びから始まり、車庫証明取りに行ったり、印鑑証明を取りに行ったりと手間がかかります。
ホームジムもどんなジムにするか、どの器具がいいかから始まり、楽天やAmazonで購入した器具が届いたら組み立てるなど手間がかかります。
ぶっちゃけどっちもめんどくさいのは同じですが、その分かわいいのも同じです(笑)
自分で買って組み立てたベンチはかわいいのでジムに通っていた頃より丁寧に扱います(笑)
また、「ホームジムを持っている」というと大体のトレーニーには羨ましがられます。
非トレーニーには引かれることもありますが気にしないことです(笑)
とにかくホームジムは僕にとっては人生の満足度を上げてくれるものだから、これからも大切に使っていくよ!
ホームジムのメリット⑥自分の使いたい器具で筋トレできる
ホームジムは自分で器具を選べます。
もちろんスペースや搬入経路等の制限はありますが、自由に選べるのは利点です。
ベンチを選ぶのにもフラットベンチにするか、アジャスタブルベンチにするか、耐荷重はどんくらいのものにするかなど様々です。
これも車を買うときの感覚と似てますね。
中古車販売サイトの中古車を見ているだけでワクワクする感覚に近いです(笑)
これがジム通いだとそのジムにあるものしか使えないですからね。
レンタカーを借りる時も用途に合った車ならなんでもよいので別に選ぶの楽しくないですよね。
器具を自分で選んで買うという楽しみもホームジムの醍醐味ですね。
高級メーカーのものを買うもよし、コスパ重視で買うもよし。
僕は庶民派だから後者で「安い、かつ、しっかりトレーニングできそうか」を基準にして選んだよ(笑)
ホームジムのメリット⑦世間のジムが閉まっている時も筋トレできる
ホームジムは世間のジムが閉まっているときも筋トレできます。
これはホームトレーニーがコロナ禍で特に実感したメリットの1つじゃないでしょうか。
緊急事態宣言が発令されるとジムは閉まったり、時短営業したりしますよね。
ホームジムは緊急事態宣言下でも存分に筋トレできます。
また、マスクをしなくてもいいので快適です。
さらに、ジムあるあるの1つである定休日を気にする必要がないのも大きな利点です。
ホームジムは完全なる年中無休なのでいついかなる時も筋トレできます。
いざジムに行ったら定休日だったなんて経験誰しもあるよね(笑)
ホームジムのメリット⑧ランニングコストがほぼかからない
ホームジムは初期費用こそかかるものの、ランニングコストはほぼかかりません。
ランニングコスト=維持費のことで車でいえば燃料代、車検代、自動車保険料など月々または年間でかかるコストのこと
ジム通いの場合、ジムの月々の会費、行くまでの交通費等がかかります。
それに引き換え、ホームジムは必要な器具さえ揃ってしまえばあとは基本的になにもかかりません。
器具を壊さないように使っていればずっと無料で使えます。
なんならホームジムの出来が良ければ友達に1回300円で使ってもらうということもできます(笑)
お金がかからないどころがお金をもらうこともできるのです。
僕は駅から家が遠く、友達も多い方じゃないのでやったことないですが、そういう使い方もありかもしれませんね。
ホームジムの5つのデメリット
ここまでホームジムのメリットばかり解説しましたが、当然デメリットもあります。
メリットだけ紹介して夢だけ見せるのはよくないですよね。
というのも、デメリットもしっかり解説しておかないと「やっぱ作らなきゃよかった」となってしまう人もいると思うので、耳が痛いかもしれませんがデメリットもあるということはしっかり抑えておいてください。
ホームジムのデメリットは主に5つです。
①初期費用が必要
②スペースが必要
③メンテナンスが必要
④家族の承諾が必要
⑤使用できる器具が限られる
1つずつ解説します。
ホームジムのデメリット①初期費用が必要
ホームジムを作るには初期費用がかかります。
僕の場合は下記のものにお金がかかりました。
・バーベル+プレート
・ベンチプレスラック
・アジャスタブルベンチ
・チンニングスタンド
・アジャスタブルダンベル
・ディッピングベルト
・パワーグリップ
・リストラップ
・床の補強
ざっくり見てもこれだけかかっています。
トータルで20~30万円くらいですかね。
決して安い出費ではないですが、ジムに通うのが月7000円程度だとすると5年も立たず、また、無駄な時間をこうしてブログに回せて元は取れるので悪い投資ではないですね。
とはいえ、いきなり20万円払うというのは痛手になる人もいると思うのでそういう人は少しずつ買い足していくのも手です。
今月はダンベルを買って、来月はベンチを買おうという具合に。
ダンベルとベンチだけでもかなり幅広く鍛えられますしね。
あとはボーナスで器具を揃えるとかですね。
ボーナスは貯蓄なり浪費するという人が大半だと思いますが、僕の意見としては「もったいない」です。
ボーナスは投資に回しましょう。
少し話が逸れますが、ボーナスは自分磨きに使ったり、資産形成に役立てると人生の満足度を高められるでしょう。
ホームジムのデメリット②スペースが必要
当然ですが、ホームジムは大きなスペースが必要です。
僕のホームジムは部屋1つ丸々潰してますからね。(承認してくれた嫁に感謝です)
このスペースを確保するのが難しいというのがホームジムを目指す人の多くの障害になっています。
この解決策としては主に下記の2つです。
・大きな部屋に引っ越す
・小さいホームジムを作る
1つ目はホームジムを作れるくらい大きな部屋に引っ越してしまおうということです。
いまワンルームに住んでいるなら1LDKに引っ越すなど区画が増えるくらいの引っ越しが望ましいですね。
そうすればわりとなんでも置けるようになるでしょう。
間取りが大きくなれば、家賃が高くなるか駅から遠くなるか、何かしらトレードオフになってしまうんですけどね。
あと賃貸の場合は床を補強しなきゃいけないようなホームジムは難しいでしょう。
退去する時が大変だし、床が凹んだりして修繕費用を請求される可能性があります。
ちなみに床の耐荷重は1㎡あたり180kg以上にしなければならないというのが建築基準法で決まっています。
「180kg分も器具買わないないからいいや」という話ではなく、これはあくまで1㎡あたり180kgでも壊れないという話なので、ある程度の重さになると補強しなければ床が凹むということはありえるでしょう。
また、小さいホームジムを作るというのは、「ダンベルとアジャスタブルベンチだけ」などとりあえず一通り鍛えられるくらいの器具を揃えるということです。
先述したようにこの2つがあればとりあえず全身鍛えられます。
もしくは「多種目できるチンニングスタンド」を買うことをおすすめします。
僕が使っている「STEADY」のチンニングスタンドはディップスや、可動域を広げた腕立て伏せもできるので全身鍛えるにはもってこいです。
ホームジムのデメリット③メンテナンスが必要
ホームジムは器具などの維持管理をする必要があります。
ジムに通っている場合はジムの人が掃除したり器具の手入れをしたりしてくれていますが、ホームジムはこれを自分でやらなければいけません。
掃除機をかけたり、バーベルを拭いたりなど自分でやる必要があります。
また、器具が壊れたときも自分で買い換えなければいけません。
とはいえ、丁寧に使って定期的に手入れをしていればずっと使い続けられるでしょう。
ホームジムのデメリット④家族の承諾が必要
ホームジムを作るには家族など同居人の承諾が必要でしょう。
独身の人はあまり関係ないですが、もし結婚することを考えているならホームジムを作ることは相手に匂わせておきましょう(笑)
説得する場合はメリットを提示するといいでしょう。
交渉材料に使える内容は以下のとおりです。
・長期的に見ればジムに通うより安い
・最悪筋トレをやらなくなってもジモティやメルカリで売ればいい
・時間節約になるので浮いた時間を家事や家族の時間に充てられる
・なんならあなたもいっしょに鍛えよう
これらが説得に使える材料です。
初めから理解を得られるならいいですが、そうでないならこれらの文言を使ってみてください。
あとは日頃の行いが大事だね(笑)
ホームジムのデメリット⑤使用できる器具が限られる
ホームジムはスペースの制約があるため設置できる器具が限られます。
例えば、ベンチプレスをやりたいけどラックとベンチを置くスペースがないという場合もあれば、使ってみたい器具がそもそも一般向けに販売していないという場合なんかもあるでしょう。
本格的なジムに通っていれば上質な器具を置いているかもしれませんし、お目当ての器具があるところに通うということもできます。
しかし、ホームジムではそういうことができません。
この解決策は2つです。
・質の高い器具を使ったからといって必ずしも効果的なわけではないことを知る
・置ける器具で工夫して鍛えられないか考える
筋肉の成長は負荷に対する反応であって、器具の良し悪しで決まりません。
たしかに高級メーカーの器具はカッコいいし、使ってみたくなるんですけどね(笑)
「高い時計を買っても時間を見るという機能は同じ」というのと似ていて、高いトレーニング器具を買っても効果が劇的に上がるわけではありません。
また、マシンのように軌道を固定して狙った場所をしっかり鍛えたいという場合も壁やベンチを上手く使えば軌道を固定できなくとも狙った筋肉をしっかり刺激することはできます。
なので「家に置けなそうだけどこれ欲しい」という器具があった場合は「本当にその器具は効果を高めてくれるのか」と「他のもので代用できるかどうか」を考えましょう。
まとめ:結論、ホームジムを作ってよかった
ということで今回の記事をまとめると以下のとおりです。
ホームジムのメリットは8つ
①圧倒的な時短
②服装を気にする必要がない
③器具の空きを待つ必要がない
④他人の目線を気にしなくていい
⑤所有感に浸れる
⑥自分の使いたい器具で筋トレできる
⑦ジムが閉まっている時でも筋トレできる
⑧ランニングコストがほぼかからない
ホームジムのデメリットは5つ
①初期費用が必要
②スペースが必要
③メンテナンスが必要
④家族の承諾が必要
⑤使用できる器具が限られる
ということでした。
結論を言うと、僕はホームジムを作ってよかったです。
やっぱりトレーニングに集中できる度合いがまるで違います。
ジム通いだと、夏は行くまでに汗だくだし、冬は寒いし、他の人に気を使うし、マスクしなきゃいけないしで不快なことが多いです。
これがホームジムなら適温に保てるし、自分しかいないから自分の好きな音楽かけていいし、好きなだけインターバルとっていいし、ノーマスクで筋トレできます。
(ちなみに僕のホームジムはまだエアコン設置できてないので夏はサウナですw)
ジムにもいいところはあるんですけどね。
器具が充実してたり、土足OKなジムだと出先でちょろっと使えたり。
けど僕はそれより必要な器具だけあって、自由にトレーニングしたいというのが根底にあったのでホームジムを作りました。
正直ここは価値観次第ですね。
家じゃ誘惑が多くて集中できないという人もいるでしょうし(笑)
何度も言っているように「まずはダンベルだけ」という感じで小さく始めて、続けられそうなら買い足していくという感じが一番失敗しにくいかなと思います^^
ということで今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました^^
5年以上のトレーニング歴で僕が学んだことを元に作成した「筋トレ初心者向けトレーニングプログラム」、科学的根拠を元に「バルクアップのみならず美容と健康にも良いおすすめの食材やレシピ」などをnoteにて公開しています。
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(随時更新予定)