ダイエット

1日1食にすることのメリット・デメリット【24時間断食で最高の人生を手に入れる】

こんにちは。まろです。

今回は1日1食にすることで得られるメリットと被るデメリットについて解説していきます。

「1日1食にしようと思うんだけどどんなメリットがあるの?」

「デメリットについても知っておきたい」

という方はぜひ最後までご覧ください。

1日1食を実践している僕が考えるメリット・デメリットを紹介します。

筆者のプロフィール
       まろ

・筋トレ歴もうすぐ10年

・ベンチプレスMAX120kg

・自重懸垂20回以上

・筋トレについて毎日論文やYouTubeで勉強

・ホームジムトレーニー

・断食歴5年

Twitter:@maromaro_gym

Instagram:@maromaro_gym

1日1食(24時間断食)とは

1日1食とはすなわち「24時間断食」です。

例えば、19時に夕食を食べて翌19時まで食事をしたければ24時間断食をしたことになりますよね。

(食事自体にかかる時間は度外視します)

つまり、1日1食にするということは「プチ断食をする」ということです。

(一応24時間以内の断食は短時間の断食とくくられているので「プチ断食」とします)

これにより様々な効果を得ることができます。

断食の効果やメリットはこのブログでも再三語っていますのでよかったらこちらからご覧ください。

僕は以前は健康をないがしろにしていましたが、さまざまな断食やHIITというトレーニングを始めてからびっくりするくらい人生が好転しました。

まろ

その中でも24時間断食はかなりの効果だったからぜひ君にも試してほしいな!

また、これらの効果を得るには重要なポイントがあります。

それは「断食時間中は一切のカロリーも摂らないこと」です。

カロリーを摂ってしまうと効果は一気に失われます。

口にしていいのは水やお茶、ブラックコーヒーだけです。

加糖の紅茶やコーヒーもダメです。

これさえ守れば24時間断食の効果を余すことなく得ることができます。

1日1食の6つのメリット

1日1食にすることで得られるメリットは下記の6つです。

①健康に良い

②ボディメイクが捗る

③食事が美味しくなる

④時間が浮く

⑤食費が浮く

⑥取り入れやすい

①健康にいい

24時間断食はめちゃくちゃ健康に良いです。

これは断食により「オートファジー」というものが活性化されるためです。

オートファジーとは「自食作用」と言われていて、身体の中を走り回るゴミ収集車のようなものです。

不要な体脂肪を燃やしてエネルギーにしたり、損傷したたんぱく質を排出したり、機能不全に陥ったミトコンドリアを治したりします。

損傷したたんぱく質というのはガンの元になったり、炎症性の物質を出したりするためしっかり排出しておかないと病気になります。

また、ミトコンドリアは「エネルギーの発電所」と呼ばれていて、身体活動を行うためのエネルギーは全てミトコンドリアで作られていると言われています。

つまり、ミトコンドリアが上手く働けないということは活力の低下を引き起こします。

まろ

断食をすると病気も予防できるし、活力も高まるから健康的に過ごせるようになるということだね!

オートファジーについて詳しく学んでみたいという方はこちらの記事でおすすめの本を紹介しているのでよかったらご覧ください。

【これであなたもオートファジー博士】健康長寿を目指すなら絶対読んでおきたい1冊

これを読めばオートファジーが活性化する方法やオートファジーの効果について詳しく学べるので、オートファジーの効果を最大化できるようになります。

②ボディメイクが捗る

断食をするとボディメイクが捗ります。

「断食なんてしたら筋肉まで落ちちゃうんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そんなことありません。

むしろ、一般的な「筋肉を落とさないように小刻みに食事をする」というスタイルの方が筋肉が落ちやすいことがわかっています。

これは断食をするとオートファジーが働き、体脂肪をエネルギーとして使いやすくなるためです。

反対に小刻みに食事をするというスタイルでは体脂肪がエネルギーとして使えない状態、かつ、食事から得られるエネルギーが少ないので筋肉を落とさざるを得ません。

つまり、断食は筋肉量を維持したまま体脂肪を落とせるのに対して、小刻みな食事は体脂肪を効率よく燃やせない上に筋肉も落としてしまうということです。

この詳しい仕組みについてはこちらの記事で解説しているのでよかったらご覧ください。

断食をすると筋肉は落ちる?体脂肪だけをごっそり落とす3つのポイント

まろ

1日1食にすることで脂肪を減らしながら筋肉量も維持できるのは驚きだね!

③食事がおいしくなる

1日1食にすると食事が美味しく感じられます。

「空腹は最高の調味料」と言われているように腹をしっかり空かせれば食事は美味しくなります。

古代人からほとんど変化していない僕らの身体からすると、現代の1日3食の食生活は常に食べているに等しいです。

このような状態では精神的にも食事のありがたみは感じにくいですし、味覚も肥えて当然です。

僕は1日1食の日は断食明けに塩も砂糖も味付けされていない素焼きのナッツを食べるようにしているのですが、それさえ美味しく感じられるほど味を豊かに感じられます。

これにより濃い味付けをしなくても良くなるので塩分糖分が控えられ、より健康になれると僕は考えています。

まろ

食事がおいしくなれば人生の満足度も上がってメンタルにも好影響だね!

また、「1日1食しか食べないのでどうせなら美味しいものを食べたい」という気持ちにもなり、料理も楽しめるようになりましたね^^

④時間が浮く

1日1食にすると時間が浮きます。

これは単純に食事にかける時間が減るためです。

例えば、1回の食事にかける時間が準備や片付けも含め1時間だとします。

料理をする時間や洗い物なども考えるとこれは決して非現実的な数字ではありません。

つまり、1日3食と1日1食の食事にかける時間を比較すると1日1食の場合、1日に2時間も浮かせることができます。

1年間365日やると730時間も浮きます。

もちろん人によっては自炊はしないとか朝食は軽くしか食べないなど節約できる時間は変わります。

しかし、1日1食にすることで今よりも時間が増えるのは間違いありません。

また、食後というのは血流が胃など消化器系に集まり脳への血流が低下するため頭がぼーっとしたり、眠くなったりします。

こういった集中しにくい時間も減るためより効率的に仕事や勉強ができるようになります。

「お腹が空いていると集中できないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実際にはそんなことありません。

むしろ、頭が冴えるし集中も続きます。

これにはいくつかポイントがあるので、それについては後述します。

⑤食費が浮く

1日1食にすると時間だけでなく食費も浮きます。

「1日1食だろうと3食だろうと1日に食べる量は変わらないんじゃないの?」と思いますよね。

しかし、食事回数を減らすと食事の量も減ります。

想像してみてほしいのですが、例えば丸1日なにも食べなかったとします。

いくら前日全く食べなかったとはいえ、次の日に2日分の食事を食うことは難しそうだと思いませんか?

つまり、1日1食にしたとしてもその1食で3食分の食事量を摂ることは難しいということです。

もちろんできなくはないでしょうが、無理矢理食べるなどの努力を要します。

せっかく1日1食で健康になろうとしているのにわざわざきつい思いして不健康になろうとする人はいませんよね。

なので、1日1食にすることで3食のときより食費が浮くということになります。

浮いた分のお金は資産形成に回したり、トレーニング器具を仕入れたり、時短家電を買ったりなど有意義に使えるとなお良いですね。

資産形成についてはこのブログでも解説しているのでよかったらこちらからご覧ください。

また、おすすめのトレーニング器具についてもこちらで紹介しているのでご覧ください。

⑥取り入れやすい

1日1食スタイルの断食は取り入れやすいというのも大きなメリットです。

例えば、カロリー制限系のダイエットはいちいち計算しなきゃいけないのでめんどくさいですよね。

僕も以前はカロリー制限系でやっていました。

この時はなにを食べるにもいちいちカロリーだのPFCバランスだのを見て食事をしていました。

(PFCバランス=食事から摂るたんぱく質、脂質、炭水化物の割合のことでボディメイクにはこの割合が重要だと言われている)

正直食事が作業になってました。

そんなとき、断食という方法を知って「これは最強だ」と思いました。

僕はどんなことでもあまり手間をかけずに成果を出したいと思っているので、これは大きなメリットだと思います。

なにせ食事を1日1回にするだけですからね。

「時間が浮く」の章でも述べたようにむしろ手間が減ってます。

「手間を減らしたにも関わらず様々な効果を享受できる」これは効率化オタクの僕からすると素晴らしいことです(笑)

まろ

もはややらない理由がないね!

1日1食の2つのデメリット

ここからは1日1食のデメリットについて解説していきます。

デメリットは2つあると僕は考えています。

①同居家族の理解が必要

②空腹に耐えかねる時もある

①同居家族の理解が必要

1日1食にするとなると同居家族の理解が必要だと思います。

(一人暮らしの方は特に気にするポイントではないので読み飛ばしてもらっても大丈夫です)

日本人は基本的には3食食べて育った人が多いので、いきなり「1日1食にする」とか言い出すと「なんで?腹減るよ?それで仕事になるの?」など疑問に思われます。

しかし、「1日1食にするとこんな良い効果がある」ということを説明すればわかってくれるし、むしろいっしょにやるというのもいいでしょう。

注意したいのが、これは妊婦の方や授乳中の方、子どもには当てはまらないということです。

これらの方は一般の成人よりも必要とする栄養が多いので1日3食摂ったほうが良いと言われています。

また、BMIが18を下回るような痩せ型の人も断食系の食生活は推奨されていません。

BMI(Body Mass Index)=体重(kg)を身長(m)の二乗で割った数字のことで22くらいが最も健康的と言われている

例)身長170cm 体重70kgの場合

 70÷(1.7×1.7)≒24

これらに当てはまらない人はむしろ積極的に断食に誘ってもいいでしょう。

②空腹感に耐えかねるときもある

1日1食をやっているとどうしても「腹減った、食いてえ」となる時もあります。

これは致し方ないことです。

どうしても耐えられないという時は食べてしまうのも手です。

僕も前日の19時の夕食を食べてから24時間断食を決め込んでみたものの、翌日の15時とかに「もう限界」となって食ってしまうこともあります。

それでも20時間の断食時間を設けたのでそれなりの効果は得られます。

なのでここで自分を責めたりしないことが重要です。

「自分を責めてしまう=完璧じゃなくなってしまった」となり、どうでもよくなって断食自体をやめてしまうことになるからです。

テスト勉強の計画を作り込んでちょっとでも計画を逸脱すると「もうどうにでもなれ」と挫折してしまったというような経験は誰しもあると思います。

こうならないためには計画通りいかなくても「まあそれなりの成果は得られたし」と楽に構えることが重要です。

24時間じゃなくても16時間でも20時間でもそれなりに効果はあります。

なので仮にうまく行かなくても空腹感に耐えられなかった自分を許してあげましょう。

1日1食を継続するコツ

1日1食を継続するには「うまく行かなくても自分を許すこと」が重要だというのは先述のとおりです。

この他にもテクニック的なものもあるので紹介します。

それがこの2つです。

①HIIT

②空腹を感じたら水やコーヒーを飲む

①HIIT

HIITとは”high intensity interval training”の略で日本語にすると「高強度インターバルトレーニング」です。

簡単に言うと、ダッシュやバーピーなどの高強度運動とウォーキングなどのごく軽い運動もしくは休息を繰り返すトレーニングです。

例えば、20秒全力でエアロバイク→10秒休みを8セット繰り返す「タバタ式」はHIITの一種です。

なぜ、HIITが断食の助けになるのかと言うと、HIITなどの激しい運動には食欲を減退させる効果があるためです。

これは学生時代に運動部に入っていた人は経験的にもわかっていただけると思います。

僕は中学高校とバスケをやっていて「きつすぎて食欲ねえ」となったことは何度もあります。

HIITのような激しい運動には食欲を抑える効果があるので、「空腹感に襲われてきつい」という方にはHIITがおすすめです。

「時間が浮く」の章で触れた「集中力を持続させるための方法」とはHIITのことです。

HIITには食欲を減退させるとともに血流を促進するため、脳への血流が増し、頭が冴えるようになります。

僕はHIITと断食を組み合わせてから集中力がえげつなくなりました(笑)

1日中高い集中力を発揮して8時間作業することもできるようになりましたし、なにより空腹感や疲労を感じにくくなりました。

ブログの執筆作業もかなり捗っています。

「HIITについてもっと知りたいけど調べるのもめんどくさいからおすすめの本教えて」という方はこちらの記事をご覧ください。

HIITについて学ぶのにおすすめの本【たった2冊でOK】

反対に断食と組み合わせる運動としておすすめできないのがランニングなどの負荷の低い有酸素運動です。

これらの運動は食欲を増進させる効果があるため、断食とは相性が悪いです。

ランニングはメンタルを改善する効果はかなり高いのでそういった狙いがあるのなら良い選択ですが、ダイエットには不向きですね。

②空腹を感じたら水を飲む

空腹を感じたら水やコーヒーを飲むと紛らわせることができます。

人は喉の渇きと空腹感を勘違いすることがあると言われています。

つまり、空腹感の何割かはただ喉が渇いているだけということです。

考えてみれば当たり前ですが、人は食事からも水分を摂取しています。

その量は1日に摂る水分の半分以上とも言われています。

つまり、1日3食から1食に減らした場合食事から得るはずだった水分はかなりの量であると言えそうですね。

この脱水を空腹感と勘違いしているというわけです。

なので、空腹感を感じたらまずは水で喉の渇きを潤してみましょう。

それだけでも解決するかもしれません。

それでもまだ空腹感が続く場合はお茶やコーヒーなど味があるノンカロリーの飲み物を飲むのもおすすめです。

これらの飲み物は利尿作用があるため、身体の渇きを潤すことはできませんが、味覚を刺激して空腹感を紛らわしてくれます。

また、ポリフェノールが含まれていて健康効果も高いのでおすすめです。

1日1食がおすすめな人

1日1食の24時間断食がおすすめできるのは以下のような人です。

①健康的に減量したい

②手間をかけずに痩せたい

③同居人の同意が得られる

ぶっちゃけ①②は当てはまらない人はいないと思うので説明は割愛します(笑)

③の同居人の同意というのは必要だと思います。

あるいはお互い仕事などで同居人と一緒に食べないときだけ断食するなどの工夫が必要です。(休日は3食一緒に食べるなど)

ちなみに24時間断食は毎日じゃなくても十分効果を発揮するのでそこはご安心ください。

まとめ:24時間断食は人生の質を高める

まとめ

24時間断食は断食時間中はノンカロリーで過ごそう

1日1食の6つのメリット

①健康効果が高い

②ボディメイクが捗る

③食事がおいしくなる

④時間が浮く

⑤食費が浮く

⑥取り入れやすい

1日1食の2つのデメリット

①同居人の理解が必要

②空腹感に耐えかねるときもある

1日1食を継続する2つのてコツ

①HIITをやる

②空腹を感じたら喉を潤す

1日1食がおすすめな人

①健康的に減量したい人

②手間をかけずに痩せたい人

③同居人の理解が得られる人

24時間断食は控えめに言って人生の質を劇的に高めます。

僕は断食を始めてから生産性もかなり向上したし、血糖値の上下による集中力の低下もあまり感じなくなりました。

また、「今日なんか体調良くないな」と感じる日もほとんどなく毎日が絶好調です。(二日酔いの日は除く)

なので、毎日を気分良く過ごせて、心身の健康を取り戻し、スマートな身体も手に入り、おまけに好きなことに没頭する時間までも手に入るという一石何鳥にもなるのが断食のすごさというわけです。

まろ

ほんとにやらない理由がないくらいのライフハックだよ!

明るく健康な毎日を過ごしたいならぜひ断食を始めてみましょう^^

ということで今回の記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました^^

noteにてトレーニングプログラムや身体を変える食事を公開しています

5年以上のトレーニング歴で僕が学んだことを元に作成した「筋トレ初心者向けトレーニングプログラム」、科学的根拠を元に「バルクアップのみならず美容と健康にも良いおすすめの食材やレシピ」などをnoteにて公開しています。

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(随時更新予定)