ホームジム

ホームジムにかかる費用はずばり3万円〜【少額でも本格ジムは作れる】

こんにちは。まろです。

今回はホームジムにかかる主な費用と予算ごとにどんなジムを作ればいいかという話です。

「ホームジム作ってみたいけど経済面で心配」

「実際に作るのにいくらかかるか知りたい」

という人に向けて、ホームジムにかかる費用を明確にしつつ、経済面でのハードルが気になってホームジム制作に踏み出せないと思っている人を後押しできたらと思います。

筆者のプロフィール
       まろ

・筋トレ歴もうすぐ10年

・ベンチプレスMAX120kg

・自重懸垂20回以上

・筋トレについて毎日論文やYouTubeで勉強

・ホームジムトレーニー

Twitter:@maromaro_gym

Instagram:@maromaro_gym

ホームジムにかかる費用

「ホームジム」と聞くと「高額なお金が必要」と思っていませんか?

たしかに、パワーラック、バーベルシャフト、プレート、フラットベンチ、床の補強とフルセット揃えようとすると数十万円はかかります。

しかし、小さく始めれば2万円台からでもホームジムは作れます。

「2万円も出したくない」という人はホームジムでウェイトトレーニングをすることを諦めましょう(笑)

ちなみにここでいう「ホームジム」は自重トレーニングではなくウェイトトレーニングをする施設とします。

ここでは2万円台〜30万円以内で予算別にどんなホームジムを作るのがいいかという提案をしていきますので参考にしてみてください。

ホームジムを作るメリット・デメリットはこちらで解説しているので、ホームジムに投資する価値があるかどうかを考えるときの参考にしてみてください^ ^

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※今回の記事では基本的には僕が使用してよかったと思うものを紹介していますが一部使っていないものもあります。そういう商品は綿密にリサーチをかけて「僕が買うならこれ」というものを紹介させてもらっていますのでご了承ください。

ホームジムの予算別でできること

かけられる予算の多さでホームジムでできることは変わります。

具体的には下のようになるかと思います。

〜30000円…ダンベルでのトレーニング

30000〜50000円…ダンベル+懸垂

50000〜100000円…ダンベル+懸垂+ベンチプレス

100000〜300000円…ダンベル+懸垂+BIG3

300000円〜…ダンベル+懸垂+本格的なBIG3

僕だったらこんな感じでかけられる予算ごとに増築していきます。

予算ごとにどんな器具を買えばいいかというの解説していくので、あくまでも一例に過ぎないということは念頭に置きつつ見てもらえたらと思います。

①予算3万円のホームジム

予算3万円だったら僕なら以下の器具を買います。

・ダンベル30kg×2

・アジャスタブルベンチ

・フロアマット

正直これだけあれば立派なホームジムと言えるでしょう。

そして、これだけで全身鍛えることができます。

肝心の費用ですが、ダンベル15000円、ベンチ12000円、マットが3000円、と概ね30000円に収まります。

「床の補強なんてする必要ある?」と思うかもしれませんが、した方がいいです。

賃貸住まいの方は特にした方がいいです。

というのも賃貸の場合、退去時に床に明らかな凹みや傷などがあると多額な修繕費用を取られることがあります

たった3000円程度でそれを回避できるなら絶対やっておいた方がいいです。

まろ

「そんな傷なんてつかんやろ」と思うかもしれないけど、ダンベル+ベンチ+体重の重さが局所的にかかるので案外侮れないよ!

②予算5万円のホームジム

予算が5万円ある場合は以下のとおりです。

・ダンベル

・アジャスタブルベンチ

・フロアマット

・チンニングスタンド

・ディッピングベルト

予算3万円のホームジムにチンニングスタンドとディッピングベルトを加える感じですね。

チンニングスタンドはこの「STEADY」のものが懸垂とディップスができ、汎用性が高くておすすめです。(14000円前後)

このチンニングスタンドの詳しいレビューはこちらの記事を参照してください。

ディッピングベルトはこの「GORILLA SQUAD」のものがおすすめです。(3000円前後)

これのおすすめポイントは2つです。

・腰への接地面積が大きくてに食い込まないので痛くない

・内側が裏起毛になっていて滑り落ちにくいので動作に集中できる

この2つを買うとだいたい17000円で計47000円になるので、残りの3000円でチンニングスタンドの下にもフロアマットを敷きましょう。

これで大体5万円になります^^

予算10万円のホームジム

予算が10万円ある場合は以下のとおりです。

・予算5万円で紹介した器具

・ベンチプレスラック

・バーベル+プレート

予算10万円でやっとベンチプレスができると言った感じです。

ベンチプレスだけやりたいという場合はダンベルもチンニングスタンドもなくせば5万円程度でできますが、バランスよく鍛えたい人は先にダンベルなどから揃えるのがおすすめですね。

ベンチプレスラックはこの「リーディングエッジ」のものがおすすめです。(10000円前後)

おすすめポイントは以下のとおりです。

・耐荷重300kgで安定感抜群のため、トレーニングに集中できる

・ラックのバーベルを受ける部分とセーフティバーにクッションがついているので静粛性が高く、夜間・早朝でも気をつければトレーニングできる

・ラックの幅が変えられるので通常のレギュラーシャフトからオリンピックシャフトまで対応している

・ラックの高さも変えられるためスクワットもできる

以上の点でおすすめです。

バーベルは「ファイティングロード」のバーベルの100kgセットがいいでしょう。(30000円前後)

申し訳ありませんが、こちらに関しては持っていないのでろくなレビューができませんが、僕がリサーチした中では高コスパで「買ってみるならこれだな」という程度です。

ちなみにベンチプレスだけならラバープレートじゃなくて金属プレートでも気をつければそんなに音は出ないので大丈夫です。

ラバーは高いのでデッドリフトをやる人はラバータイプの方がいいでしょう。

まろ

あとは少し余った予算でプレートを買い足すとかするといいよ!

予算30万円のホームジム

予算30万円のホームジムは以下のとおりです。

・予算5万円で紹介した器具

・ベンチプレスラック

・オリンピックシャフト+プレート

・床の補強

予算がこれだけあるとほぼ全てのフリーウェイトトレーニングができます(笑)

レギュラーシャフトをオリンピックシャフトにしたのはBIG3をやるならオリンピックシャフトが必須だというのが僕の考えだからです。

レギュラーシャフト…穴径が28mmのバーベルシャフト

オリンピックシャフト…穴径が50mmのバーベルシャフト

レギュラーシャフトだと概ね180kgくらいまでしか加重できないものが多いので、デッドリフトやスクワットで頭打ちになってしまう恐れがあるからです。

それなら予算がある場合、初めからオリンピックシャフトを買ってしまった方が後々追加で買わなくてよくなります。

予算があってBIG3を自宅でしたいという場合はオリンピックシャフトにしましょう。

おすすめは「フィットエリート」の133kgセットです。(78000円)

このシャフト+プレートのおすすめポイントは以下のとおりです。

・シャフトのローレット加工(滑り止めの凹凸)が粗くないので握り込んでも手が痛くならない

・プレートが握りやすいので着脱が容易

続いて床の補強ですが、三層のミルフィーユ構造にするのが安パイです。

僕が実際にやったものを紹介すると一番下にフロアマット、真ん中にベニヤ板、一番上にゴムチップマットとしています。

一番下のフロアマットは予算3万円のとこで紹介したもので大丈夫です。

真ん中のベニヤは「シナランバー合板」というベニヤの1820mm×910mmの厚み21mmのものを2枚買いました。(計10000〜15000円ほど)

これで正方形になり、ラックも置けて、かつ、デッドリフトをしても重りが床に当たる部分は板の上になるので床への荷重・衝撃を分散することができます。

僕はこの上にさらに「SLDS(「サルデス」と読むそうですw)のゴムチップマットを敷きました。(4個セット×4で55000円ほど)

デッドリフトでベニヤ板に直落としするとさすがにそのうち割れると思うのと、見た目的にベニヤの上で筋トレするのもどうかと思ったので(笑)

結果的にこのゴムチップマットは買ってよかったですね。

スクワットやデッドリフトはもちろん、ベンチプレスのときも足が滑らずにふんばれるし、デザインもジムっぽくていい感じです。

デッドリフトの時もそれなりに音を軽減してくれるので騒音対策にもなっています。

難点なのがゴム臭いことです。

たぶんゴムチップマットはどれもゴム臭いんでしょうが、部屋に入った時の臭いは少し気になります。

入ってしばらくすれば特に気にならないですが。

あと、結構肉厚なのでベニヤの大きさに合わせて切るのが大変でした。

これはこの厚みがゆえの耐荷重の強さというメリットと表裏一体なのでしょうがないですが(笑)

予算30万円以上のホームジム

予算30万円以上のホームジムは僕も作ったことないですが大抵のことはできます。

BIG3を本格的にやりたいならパワーラック(8万円〜)を購入しましょう。

(これとかプロスポーツ選手御用達だそうでめちゃくちゃカッコいい(笑))

僕のようにベンチプレスラックでもできなくはないですが、これでスクワットやるのはやっぱりちょっと怖いです(笑)

ラックにバーベルを戻すときに倒れるんじゃないかという心配がつきまといます。

丁寧に戻せば問題ないんですが、それを気にすると追い込みが甘くなってしまいます。

僕はスクワットガチ勢じゃないのでほどほどでいいんですが、スクワットをやり込みたい人はパワーラックか最低でもハーフラックがあった方がいいでしょう。

あとはマシン系もやりたいという人も予算がこれだけあればできます。

こういうのを買えば一通りのマシントレーニングはできますね。

僕のホームジムはフリーウェイトオンリーですが、ときどきマググリップのラットプルダウンやりたくなるときあります(笑)

それと、ここまでくると予算よりはスペースがあるかどうかの方が問題になってきますね。

どれだけお金があってもスペースがないと器具を置けないし、あんまり器具を詰めて置くとトレーニングができないなんてこともあります。

お金がめちゃくちゃある人はでかい家を買ってでかい部屋をホームジムにすればパワーラックもマシンも揃えられるんでしょうが(笑)

まとめ:目的に合わせて予算を決めよう

ということでまとめると以下のとおりです。

・予算3万円以内…ダンベル+ベンチ

・予算5万円…予算3万円+チンニングスタンド+ディッピングベルト

・予算10万円…予算5万円+ベンチプレスラック+レギュラーシャフトのバーベル

・予算30万円以上…予算5万円+パワーラックやマルチジムマシンなどわりとなんでも

ということでした。

予算別にできることをまとめてみましたが、結局は自分がホームジムでどんなトレーニングをしたいかが重要です。

ほんとはバリバリBIG3やりたいのにダンベルとベンチだけで我慢してしまったり、ダンベルさえあれば十分なのに憧れだけでパワーラックを買ってしまったりしては後悔するでしょう。

前者の場合は買い足せばいいですが、後者の場合はパワーラックなんて処理に困るだけですからね。

なので、「ホームジムを作る目的を明確にすること」「小さく始めること」は意識しましょう。

こうすれば大抵の後悔はなくなります。

また、貯金がなくて器具を買うお金がないという人はまずは月々の支出を見直しましょう。

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こちらの記事を読んでいただければ、支出を最適化し貯金できるようになり、買いたかった器具も買えるでしょう。

また、今回紹介した器具のもう少し詳しいことが知りたいという方はこちらの記事を参照していただけたらと思います。

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ということで今回の記事は以上になります。

最後までご覧いただきありがとうございました^^

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(随時更新予定)